3階建て組織における社長の役割

3階建て組織における社長の役割

平屋建て組織、2階建て組織における社長の役割をご紹介しました。

30人を超えてくると、今度は3階建てになってきます。

組織戦略の考え方③~3階建て組織の特徴~ – 中小企業診断士 岸本圭祐のブログ (kspartners.co.jp)

社長と従業員の間に、戦術リーダーとしての中間管理職(課長)が置かれます。

2階建て組織(30人まで)のときは、社長が戦術リーダーでした。

それに対して、3階建て組織は、本当の中間管理職が間に入ってきます。

30人を超えてくると、戦術リーダーの仕事はマネージャーに任せる組織構造になります。

そのため、戦術リーダーとなる人に対しては、そういった教育訓練が必要になります。

戦術リーダーの仕事から解放されることによって、ようやく社長はリーダーとしての長期的な戦略が本格的にできるようになります。リーダーとしての仕事にほぼ100%集中できるのは強いですね。

3階建てになってくると、ほぼ100%本来の社長の仕事がやっとできてきます。マネジメントはほぼ2割以下になると思います。リーダーの仕事がほぼ100%できるようになって、プレイヤーの仕事はもうほぼやらない。社長とは戦術を本来やらない立場です。できれば戦術リーダーの仕事からも手を引いて、戦略を手掛けられるようになってくると、売上10億以上などが見えてきます。

組織戦略については、会社が現状として平屋建て組織なのか、2階建て組織なのか、3階建て組織なのか、それぞれのレベルに応じて社長の役割が変わります。

本日は以上です。この内容が皆さまのお役に立てれば幸いです。

岸本が代表を務める→株式会社ケーズパートナーズ

岸本圭祐

㈱ケーズパートナーズ 代表取締役 中小企業の➀資金調達、➁経営計画作成・実行、➂スモールM&Aを支援している。

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