質問の4軸について

質問の4軸について

おはようございます。

本日は昨日に続いて、質問がテーマです。

質問を創る軸についてのお話です。

困ったらこの4つの軸を考えてください。

➀時間の軸

「1年後から今を見たとしたら、すぐ始めたほうが良いことはなんですか?」

「1年後のあなたから見て今の自分はどう映りますか?」

このように少し時間をずらします。

もしくは、

「子供の頃のあなたが今のあなたを見たらどう思いますか?」

「1年前のあなただったらどう考えますか?」

というのも良いでしょう。

少し時間軸をずらしてみると、良い質問ができます。

基本的には未来の方が良いのですが、過去も使えます。

このような質問のコレクションが大事です。

私も仕事柄、良いと思える表現があれば、自分自身に取り入れています。

そして、良いものを選んで使っていきます。

日々進化します。

②人の軸

「もしあなたが部長の立場だったらどう考えますか?」

「自分の子供の立場だったらどう考えますか?」

「あそこで笑っている人の立場だったらどうですか?」

このように人の軸をずらしてみます。

質問の目的は、相手を一時的に小さな不安定な状況にすることでした。

質問の目的とは? – 中小企業診断士 岸本圭祐のブログ (kspartners.co.jp)

そうすることで、相手に考えを整理しようという気持ちが起きて、活性化します。

ずらすことでずれを生むので不安定な状況になります。

そのためにわざとずらすのです。

③状況の軸

「もしも半年予定のプロジェクトの期間を半分の3か月に短縮されたらどうしますか?」

「予算は100万円ですが、50万円でやるとしたらどうなりますか?」

この場合パラダイムの変換、今までの仕事の仕方を劇的に変えないといけないことになります。

このようにあえて状況を半分にしてみるのです。

状況を一変させるには、2倍にしたり半分にしたりする位のインパクトがあった方が良いでしょう。

販売数量だったり、営業の訪問件数であったり、いくらでも応用できます。

相手がちょっと停滞していると思ったら、思い切ってやり方を変えるイノベーションが必要な質問を投げかけてみましょう。

④場所の軸

「この状況を天井から見た時、どのように見えますか?」

「違う場所でやったらどうなりますか?」

メタ思考的にちょっと離れたところから自分を見たり、場所を変えたりしてみます。

この4つの視点を意識してみると、質問に行き詰った時に突破口が開けます。

是非、4つの軸を意識して質問を創ってみてください。

本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

岸本圭祐

㈱ケーズパートナーズ 代表取締役 中小企業の➀資金調達、➁経営計画作成・実行、➂スモールM&Aを支援している。

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