習慣の大切さ

良くお仕事をご紹介していただく税理士さんがいる。

先日もその先生のクライアント様に同行させていただいた。

その方は私より少し年上で人柄や所作など素晴らしい方で、何事もスマートに上手くこなしている印象の方。

お客様からの帰り道の世間話で、「税理士試験って合格するのにどのくらいかかりましたか？」と聞いてみた。

私も会計事務所出身で税理士試験のハードルの高さは理解しているつもり。

中小企業診断士に受かった少し後、勤務先会計事務所のボスに税理士を目指そうと思うと相談したことが実はある。

税理士がとても魅力的に思えたからだ。ビジネスモデルが非常に魅力的に思えたからだ。

「辞めとけ。お前のタイプは10年以上かかる。診断士でいけ。そっちのが向いてる」と言われた。

10分位で税理士を諦めた経緯がある…笑

今は中小企業診断士として曲りなりとも日々楽しく仕事させて頂いているので、あの時、的確な助言をして頂いたと本当に感謝してる。

話を戻して、その先生は、スマートにそつなく短期間で税理士試験に合格されたんだろうなと思っていた。

私の質問への回答として、「８年かかった」と教えていただいた。

意外に長らく受験勉強を継続されていた。

そして、「最後の方は勉強が習慣になっていたからしんどくなかった」ということも教えていただいた。

なるほどなと。

「習慣」は１つのキーワードで、長期にわたり成功している方の共通点と感じる。

一発大逆転ホームランは確かに存在するかもしれないが、習慣、継続に勝る必勝法はないと感じる。

習慣になった時に成功が訪れる。

積小為大。

今日も明日も明後日も毎日ちょっとずつ意識する。

世の中には日々の習慣の積み重ねを甘く見ている人が多いので、毎日ちょっとずつ意識するだけでも確実に差が出る。

あなたが例えば、起業したい！と考えていて、経営の知識を手に入れたいと思ったならば、毎朝３０分いつもより早く起きて経営に関する本を読んでみても良いでしょう。

もしくは経営者に会って３０分話を聞く機会を作ってみてください。

365日×30分=10,950分。

１年間で１万分もの時間を確保できます。

１年後あなたに確実に変化が訪れるでしょう。

地味な努力をしない人は大きな成果を得られない。

仕事柄、沢山の経営者とお会いさせていただき感じていることです。

あなたは何を習慣にしますか？

今日から小さな一歩を進めるきっかけになれば幸いです。

本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。