本日は聞き手としての技術の確認です。
良い聞き手になる10カ条をご紹介させていただきます。
この10カ条を意識して聞くことで、あなたの聞く技術が高まりますし、相手との信頼関係も非常に深まります。
上司ならば部下からの信頼も得られますし、重要な情報も聞き漏らしを防げます。会話のきっかけにもなりますし、モチベーションアップ、動機づけの部分でも多大な効果を発揮します。
➀相手の話を聞くための時間を作る
当たり前のようですが、これは意識しておく必要があります。
なんとなく成り行きでやってしまうことが多いのではないでしょうか。
ポイントとして、5、15、30で意識します。
5分はミニ(ショート)コーチングのイメージです。
15分位だと少しまともに話が聞けます。
そして、30分はコーチングをする1単位でしたね。
コーチング、コンサルティングのセッション時間とペースについて – 中小企業診断士 岸本圭祐のブログ (kspartners.co.jp)
5分、15分、30分の時間のかたまり、区切り、単位で時間を作るようにしましょう。
その場合、この時間をとると意識することが大事です。
これをチェックポイントとしましょう。
②相手の意見や考えを尊重する
前提は、相手の能力を信頼することです。
今はできないかもしれないけど、いずれはできるようになるはずだと信頼した上で聞くことです。
相手はどうせ分かっていないなどと思っていると、それは態度に出ています。
ノンバーバルという非言語情報です。
③話しやすい環境を作る
しっかりと話をするには、静かで落ち着けるような環境をあらかじめ用意しましょう。
きちんとあなたの話を聞くために段取りも大事です。
④最後まで話を聞く
これが一番できません。
相手の話を途中で遮ってしまいがちです。自分が話そう話そうと思って聞いてはダメなのです。
相手の話を聞く途中で、自分の話すことを考えながら聞いてもいけないのです。
これ非常に重要です。
自分がどう話そうか考えている瞬間にもうアウトです。
聞きながら先回りせずに、ただ聞いてください。
特に相手が部下だと、部下の話しそうなことがある程度分かってしまうものです。「どうせこういう話だろう。」と考えて、先回りして次に話すことを考えながら聞いたりしてませんか?
これは無意識にやってしまうことが本当に多いのです。
自分がどう話そうか考えながら聞くという癖は、ほとんどの人が持っています。私も持っています。
これを意識して直そうとすることが大事なのです。
「どう話そうかな?」
「どうやって相手を納得させようかな?」
下手すると、「どうやって説得しようかな?」と考えてしまうのです。
そうではなく、とにかく聞くのです。聞くことに徹することが大事です。
相手の話を遮らない。
聞くのが苦手な方は、最後まで話を聞くことに徹してましょう。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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