おはようございます。
昨日に引き続き質問がテーマです。
今回は、質問をする時の注意点です。
これはビジネス上だけではなく、普段の日常会話でも意識してみてください。
そうすると会議、相手との会話、コンサルティングの相談が非常にスムーズに行き、相手との理解や認識のちがいによる将来的な課題やトラブルの発生を防げます。
思い違いは結構あるものです。
自分が話していることは100%自分の思い通りに言葉を選んで使えているとは限りません。
感情のバイアスがかかって少し偏り、表現が本当に思っていることと違うことになってしまうこともあります。
さらに、自分の価値観のバイアスで、また違った解釈をし、結局、伝えたいことが半分も伝わっていないことは、結構あります。
そんな時、途中で確認をしたり、認識の違いを少しでも埋める努力をしておくことは、後々のトラブルを防ぐだけでなく、効果的なシナジー効果を得るためにとても有効です。
以下に効果的な質問をする5カ条を紹介します。
➀どんな質問をするか事前に考えておく
これは部下との話し合い、課題の抽出などコンサルティング、コーチングを始める前に、どんな質問をして、その質問の先に相手がどのような不安定な状態に一時的に陥って、そしてそれをリカバリーするために頭を活性化するか、次の将来のゴールもイメージしながら、そこから逆算をして考えて下さい。
②誘導的な質問をしない
自分の経験に合わせて、望む答えに誘導するような質問をしないことです。ノンバーバル(非言語情報)も含めてです。
自分が望んでいる答えと違う答えを相手が言った時の態度には、特に気をつけてください。
つい嫌そうな顔をしてしまいがちです。普段から意識しないと直りません。
誘導的な質問が始まると、相手はそれを察して誘導的な質問に合わせた回答をしてしまいがちです。
すごく大事なことです。
③根本的な問題を明らかにする質問をする
目先の質問の問題に質問が集中してしまうと、そちらにばかり気持ちが行ってしまいがちですが、根本的な問題を明らかにすることを意識してください。
すぐには結果が出ないけれど、長い目で見て、あなたにとって最良の解決策につながるような問題です。
④質問は1回に1つとする
これも超重要です。
1つ質問をして、相手が答えてから次の質問をします。
1つずつです。
⑤積極的に練習をする
➀~④を徹底的に練習してください。
私も意識してないとすぐにわすれるので、日々練習しています。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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