第14原則「すぐ行動せよ」

第14原則「すぐ行動せよ」

まずは、決めたことがあったらすぐに行動しましょう。

全体として大きなことを何かしようと思うと、どこから手をつけて良いか分かりませんが、行動を小口化して、まずは今日、あるいは明日、今週中に、まずは小さな第一歩をどう踏み出すかを考えます。

最初の一歩を踏み出すのに一番エネルギーを使います。

飛行機が離陸する時と同じです。

離陸する時というのは、グッと機体を地面から空中に持ち上げるので一番エネルギーを使います。

それで、一旦1万フィート位の高いところにいってしまえば、後は慣性運動でスーッと前に進んでいきます。

1回高いところまで行ってしまえば、楽ですね。

地上から上にぐっと離陸する瞬間が一番エネルギーを使います。

離陸する瞬間というのは第一歩のことです。

したがって、この第14原則をやる時には、第一歩の行動だけを当面は意識します。

第一歩の行動を起こせば第二歩が楽になります。そして、第三歩、第四歩とどんどん行動して、出た結果に対して実績が出ますので、自責の態度で結果を受け止めます。

「行動しない」という選択するとします。

先送りをしても周りの環境はどんどん変化します。

現状で自分が変らないと、環境変化に対してどんどんギャップが出てきて、環境に合わないことをやってしまいます。

これが過去の成功体験や前例に盲目的に従いジリ貧になる悪いパターンですので、経営者は肝に銘じたいところです。

環境の変化が激しい現代において、3年前や5年前と同じことをやり続けるのはリスクでしかありません。

現状維持というのは環境とのズレを拡大する悪い原因です。

岸本圭祐

㈱ケーズパートナーズ 代表取締役 中小企業の➀資金調達、➁経営計画作成・実行、➂スモールM&Aを支援している。

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