今回は、効果的な話し方の応用編の続きです。
嫌な未来を現実化させる話し方です。
嫌な未来を具体的にイメージさせ、現実化させる話し方で、これはあらゆるビジネスシーンで使えます。
現状のままで良いという空気が流れていて、危機感がイマイチないという状況の時にこのような話し方のスキルを活用します。
過去3年間の売上データを見て、今年は下がってきていて、このまま行くと次の3年後はさらに下がりそうだから赤字になりそうだとか、あるいは過去6か月のデータを見るとこの状態で、同じ減少率で行くと半年後赤字になる等データを見せるのも良いです。
「この資料にあるように、今のまま××を放置すると〇か月後に赤字になりそうです。」
相手は「マズイ!」とびっくりします。
ポイントは、危機感を自覚させ、今すぐ行動を起こす理由を作ってあげることです。
この方法は非常に使えます。
効果的な話し方というスキルも大事ですし、応用編➀でご紹介した「相手に重要感を持たせる」話し方も大事です。相手の承認欲求を満たしてあげたら一つお願いできないかなと考えて少し丁寧に聴くというのは非常に大事です。そうすると、気持ち良く手伝ってくれるということもあります。
もう一つは、相手の危機意識が薄くてなかなか第一歩を踏み出せないと感じたら、「今のまま放置しておくといずれ後で大変なことになりますよ」今回の応用編②「嫌な未来を現実化させる」話し方も有効です。
岸本が代表を務める→株式会社ケーズパートナーズ
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