先日、10年以上のお付き合いになる経営者と1泊2日の「経営計画合宿」を実施しました。
会場は、大阪府池田市にある温泉旅館「不死王閣」。

日常のオフィスを離れ、落ち着いた環境の中で、事業の未来、そして経営者自身の人生についてじっくりと向き合う2日間となりました。
今回は、その様子と、実施を通じて感じたことをご紹介します。
■ なぜ、事業計画を「合宿」で考えるのか?
経営者は、日々さまざまな意思決定を求められます。
目の前のお客様への対応、社員のマネジメント、資金繰り、営業活動、新しい事業への挑戦……。
やるべきことは尽きません。
そんな日常の中で、意外と難しいのが、
「自社の未来、自身の未来について、じっくり考える時間を確保すること」
ではないでしょうか。
日々の業務に追われていると、どうしても目の前の課題への対応が優先されます。
本当は考えなければならないことがあるのに、緊急性の高い仕事に時間を取られ、後回しになってしまう。
経営者であれば、誰しも経験があるのではないかと思います。
そこで今回、クライアント企業様と一緒に取り組んだのが、1泊2日の事業計画合宿です。
あえて日常の仕事から離れ、事業について考えることだけに集中する時間をつくる。
この環境そのものに、大きな意味があると考えました。
■ 自社・自分の現状と未来に徹底的に向き合う
合宿初日は、午前中から事業計画づくりに取り組みました。
自社の現状を整理し、これから目指す方向性を考え、実現に向けた具体的な計画へと落とし込んでいきます。
単に売上目標を設定するだけではありません。
どのような事業を展開していくのか。
どのような強みを伸ばしていくのか。
目標を実現するために、何を変えていく必要があるのか。
一つひとつのテーマについて、じっくりと考え、議論しました。
普段であれば、まとまった時間を確保すること自体が難しいものです。
しかし、合宿では目の前の仕事からいったん離れ、事業について考えることに集中できます。
もちろん、考えればすぐに答えが出るわけではありません。
むしろ、考え続けることで、これまで曖昧だった課題が明確になったり、新たな可能性に気づいたりすることがあります。
普段は忙しさの中に埋もれていた課題と、真正面から向き合える。
これこそが、合宿形式で取り組む価値の一つだと感じました。

■ 事業だけではない。「人生の7つの課題」を考える
今回の合宿で、特に大切にしたかったことがあります。
それは、事業計画だけで終わらせないことです。
経営者にとって、事業は人生の大きな部分を占めています。
だからこそ、事業の成長だけでなく、その先にある人生についても考える必要があるのではないでしょうか。
そこで今回は、事業計画づくりに加えて、**「人生の7つの課題」**についても整理し、これからの人生で実現したいことや、取り組むべきことを明確にしていきました。
仕事でどのような成果を実現したいのか。
どのような人生を送りたいのか。
自分にとって、本当に大切なものは何なのか。
こうした問いは、日常生活の中では、なかなかじっくりと考える機会がありません。
しかし、事業の目標と人生の目標は、決して切り離されたものではないはずです。
事業を成長させること自体が目的なのか。
それとも、事業を通じて実現したい未来があるのか。
この違いによって、経営判断や日々の行動も変わってくるのではないでしょうか。
今回、事業と人生の両面から未来を整理できたことは、非常に有意義な時間になりました。
■ 夜の会食、温泉。非日常だからこそ生まれる対話
1日目の計画づくりを終えた後は、会食の時間。
日中は真剣に事業について議論し、夜は食事をしながら、また違った角度から経営や人生について語り合いました。

そして、温泉旅館ならではの温泉も。
普段の会議室では生まれにくい会話や、少し肩の力を抜いたからこそ出てくる本音もあります。
もちろん、場所を変えれば必ず良いアイデアが生まれるわけではありません。
それでも、日常から物理的に距離を置くことで、思考や対話の質が変わることがある。
今回の合宿を通じて、改めてそう感じました。
二日目の午前中は、近くの久安寺に散歩をし、事業発展を祈念しました。

少し山登りもして、よい汗をかきました。


■ 計画をつくることがゴールではない
事業計画は、つくって終わりではありません。
どれだけ素晴らしい計画をつくっても、実行されなければ成果にはつながりません。
大切なのは、計画をつくった後、具体的な行動に移し、実践を通じて修正しながら前進していくことです。
今回の合宿でも、単に計画を整理するだけでなく、今後何に取り組むのか、どのように行動していくのかという点まで意識して進めました。
2日間の取り組みを終え、クライアント様にも大変満足いただくことができました。
私自身にとっても、事業と人生の未来を一緒に考える時間の価値を、改めて実感する機会となりました。
今回の実施を一つのモデルケースとして、今後はこの事業計画合宿を正式なサービスとして展開していくことにしました。
■ 経営者にこそ、立ち止まって考える時間を
経営者は、会社の未来を考え、意思決定し、行動し続ける存在です。
しかし、前に進み続けるためには、ときには立ち止まることも必要なのだと思います。
立ち止まることは、後退することではありません。
これまでの歩みを振り返り、進むべき方向を確認し、次の一歩を明確にするための時間です。
忙しい毎日の中では、どうしても後回しになってしまう「未来について考える時間」。
もし、最近じっくりと自社の将来について考えられていないと感じる経営者の方がいらっしゃれば、一度、日常から離れて考える時間をつくってみてはいかがでしょうか。
私たちも、経営者の皆様が事業と人生の未来に向き合い、次の一歩を踏み出すためのお手伝いができればと考えています。
事業計画合宿にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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