東京都限定になりますが、これは使いやすそうだなと個人的に感じた補助金です。
「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業 (経営改善計画策定による経営基盤強化支援)(一般コース)」です。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kankyo-sokuo/index.html
「助成金」と表記されていますが、内容は事業計画書伴いますので「補助金」という認識で大丈夫かと思います。 (稀に助成金・補助金が混同してることあります。)
事業再構築補助金と持続化補助金のおいしいとこどりをしたような補助金と感じました。
既存事業の「深化」もしくは既存事業の「発展」にかかる取り組みが対象です。
*深化とは・・・・経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業自体の質を高めるための取組
発展とは・・・・経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業を基に、新たな事業展開を図る取組
【取組例】
「深化」
・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化の取組
・既存の商品やサービス等の品質向上の取組
・高効率機器、省エネ機器の導入等による生産性の向上の取組
「発展」
・新たな商品、サービスの開発
・商品、サービスの新たな提供方法の導入
・その他、既存事業で得た知見等に基づく新たな取組
【対象外の取組】
・申請者が営んできた事業内容との関連性が薄い、又は全く無い取組
・法令改正への対応など、義務的な取組
・単なる老朽設備の維持更新など、競争力や生産性の向上に寄与しない取組
つまり、要約すると・・・・既存事業、新規事業どちらでもオッケーですね。
【要件】
令和6年4月1日時点で下記ア・イのいずれかに該当し、 下記ウに該当すること。
ア 法 人:本店(実施場所が都内の場合は支店でも可)の登記が都内にあること
イ 個人事業者:納税地が都内にあること
ウ 直近決算期の売上高が、「2019 年の決算期以降のいずれかの決算期」と比較して減少してい る、又は直近決算期において損失を計上していること
※「2019年の決算期」とは、決算月が2019年1月~12月に属する決算期とする。
(例)決算月が12月の場合は2019年1月~12月、 決算月が3月の場合は2018年4月~2019年3月
つまり、「東京都内の事業者」かつ「直近決算の売上高が2019年以降のいずれかの決算書と比べて減少している事業者」です。
良いなと思った点が2点ありまして、
➀助成限度額800万円(補助率2/3)と比較的高い
➁公募回数が多い
*第1回は終了しましたが、下記の通り第12回迄予定されています。
第1回 令和6年4月1日から4月15日まで《申請受付は終了しました》
第2回 令和6年5月1日から5月15日まで
第3回(予定) 令和6年6月3日から6月14日まで
第4回(予定) 令和6年7月1日から7月12日まで
第5回(予定) 令和6年8月1日から8月15日まで
第6回(予定) 令和6年9月2日から9月13日まで
第7回(予定) 令和6年10月1日から10月15日まで
第8回(予定) 令和6年11月1日から11月15日まで
第9回(予定) 令和6年12月2日から12月13日まで
第10回(予定) 令和7年1月6日から1月15日まで
第11回(予定) 令和7年2月3日から2月14日まで
第12回(予定) 令和7年3月3日から3月14日まで
※予算の都合等により、予告なく募集予定を変更する場合があります。
※申請件数が各月の予定数に到達した場合、申請受付期間満了前に募集を締め切ることがあります。
個人的に結構狙い目かなと感じました。
さすが東京と言う感じです。
東京都限定の補助金ですが、参考までに情報共有させていただきました。
現在、私は定期的に東京の方にも出張しておりますので、タイミングが合えば直接対面でご支援できますし、オンライン対応も可能ですので、申請をご検討している東京都内の事業者様は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
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