聞かれたことがある方も多いと思いますが、「ランチェスター戦略」とは、企業が販売や営業において勝ち残るための理論・戦略です。
諸々の説明を割愛しますが、端的に言うとランチェスター戦略では、競合に約1.7倍差をつけることができれば、優位に立てると考えられています。
間接対決では、1.7対1が実は2乗倍で、やがて2乗の差になって3対1になるという理屈です。
これは、経営活動を長期的な視野で考えても同じです。
例えば1年後、1.7倍の福利効果で3倍になるであろうといった具合です。
大手の場合は、人員であったり、敷地面積であったりでこの3倍戦力差をつけることが可能でしょう。
でも、経営資源に乏しい小さな会社はそうは行かないことも多いです。
小さな会社の1.7対1.0の力関係、つまり3倍戦力差セオリーを実現する対象としては、次のようなものが考えられます。
ある人気商品の情報提供量がライバルの1.7倍
主力商品のメリット認知度がライバルの1.7倍
見込み客への訪問回数がライバルの1.7倍
狙ってか、たまたまかは分かりませんが、3倍戦力差セオリーを実践している会社の業績が良い傾向にあるのは、色んな事業者様と接していて感じることです。
自社なら何にフォーカスして、3倍戦力差を作るか?
一度考えてみていただけたらと思います。
地道に力を注げばきっと成果に直結します。
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