代償を必要としない報酬は存在しない

代償を必要としない報酬は存在しない

今年もあっという間に年末です。

皆さんの会社は無事、仕事納めできましたでしょうか?

弊社はなんとか本日仕事納めできそうな感じです。

本日、午前中は銀行へ月末の各種支払い処理など、午後からはお客様対応や残務処理などさせて頂いています。

お仕事で連携させていただいている士業の所長先生からも年末のご挨拶のお電話いただき、「お互い大変ですね(笑)」と話していました。

ただ、全く嫌な気持ちではなく、自らやるべきことをやる、やりたいことをやっているので、充実感がとてもあります。

このあたりは本当に自営業の醍醐味だなと感じています。

企業勤めしていた時とは比べ物にならない位充実しています。

さて、この年末年始にかけては、目標や事業計画を立てられる方も多いと思いますので、ここ何日間は、目標設定や事業計画、ビジョンの叶え方などについて、独断と偏見で気まぐれに気が向くままに書いてみようかなと思います。

本日は表題の通り、「代償を必要としない報酬は存在しない」というお話をさせていただきます。

アメリカ成功哲学の提唱者の第一人者であり、「思考は現実化する」の著者ナポレオンヒルの成功哲学に「実現したいと望むものを得るために『何を差し出す』のか決めること。この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない」という言葉があります。

当然、自分の体は1つであり、人間の時間はみな平等で1日24時間です。

限られた時間の中で何か大きな目標を成し遂げようとすると、他の何かを我慢することも必要です。

テレビ、ネットサーフィン、お酒の時間は三大時間のムダと言われています。

これらのムダな時間を排除することは比較的簡単です。実はハードルが高い事柄が、「必要ではあるが必要性の薄いことをする時間を排除すること」です。

批判を恐れずに言うと、業界団体の情報交換会やお付き合いの忘年会・新年会などです。

本当に必要なお付き合いであれば、直接アポイントを取って会うべき人に会いに行ったり、必要な情報を取得することは可能です。

少しストイックでは・・・と聞こえてきそうです。

しかし、多くの平均的な人と同じことをしていたら、平均程度に甘んじるだけです。

もし何か特定の分野で他社から抜きん出ようと望むのならば、人と同じことをしていてはダメなのです。

余談ですが、私の尊敬する方の一人は、仕事はスーパーハードですが、1日3時間英語の学習時間を確保しています。それ以外にも様々なことに挑戦されています。

そういった方々に対して、口が裂けても自分は忙しいと言えません。

働きながら難関国家資格に合格された経験等がある方はお分かりの感覚ではないでしょうか?

人と同じことをしていては望む成果は得られません。

それによって、人とのご縁が薄くなるかもしれません。楽しい語らいの時間も失うかもしれません。

しかし、願望実現のための犠牲というのは、こういうことです。

願望の実現に際して、切れてしまうご縁はもしかするとそこまでのご縁かもしれません。

本当の夢や願望実現のための必要不可欠な行動と比べて、必要性が薄ければ、それを切り捨てる覚悟も必要です。

何かで一番になることは、他の全てを捨て去ることなのかもしれません。

本日は以上です。

岸本圭祐

㈱ケーズパートナーズ 代表取締役 中小企業の➀資金調達、➁経営計画作成・実行、➂スモールM&Aを支援している。

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