おはようございます。
本日は承認（アクノリッジメント）の３つのステップとメッセージの種類について紹介します。
まず承認の効果的な伝え方がです。
それは下記の３つのステップです。
【ステップ１】事実を知る
相手にとって重要感を増すような事実です。そのために相手の行動・変化・成果について、普段から興味を持ち観察して、しっかりと事実を拾い上げて認めてあげることが必要です。
【ステップ２】気づいたことははっきりと言葉で伝える
相手に分かりやすい言葉で、ノンバーバルメッセージも含めて、はっきりと伝えます。
【ステップ３】相手がどのように受け取ったかを観察する
観察した結果、相手が不満そうならば、そこはフォローするわけです。
次にメッセージの種類です。
➀Youメッセージ
「あなたは最後までやり遂げましたね」「あなたは目標達成しましたね」というように、あなた自身の行動について事実を返します。
返す事実は、相手にとって自信がもてるような、重要感が増すようなことが良いです。
これが基本で、一番大事です。
②Iメッセージ
自分（I）がどう感じたかが大事です。
「私はこう感じました。」
これも相手が重要感を持てるような、自信を持てるようなメッセージにすると良いです。
「あなたがいてくれると私は心強い」
等です。
これは使えます。
でも、本気で思わなくてはダメです。
本気で思わなくては相手に伝わりません。
「あの時の一言でとても助かりました。」
後には「ありがとう」といったお礼の言葉が続きます。
感謝やねぎらいの意味も込められています。
③WEメッセージ
Iメッセージを複数にするとWEメッセージです。
Iメッセージの発展版、応用型です。
「あなたの意見で私たちはひとつにまとまりました。」
「あなたがいてくれると私たちは心強いです。」
「お互い本音で話せたので、私たちの信頼関係が強くなりました。」
私たちが良い方向に行けたのは、あなたのおかげです。
あなたに対しての重要感が増しますね。
④THEYメッセージ
これは第三者からの良い評判を伝えることです。
「お客様が『とても嬉しかった』と仰っていました」
「〇〇さんからあなたのサポートは助かると言われた」
このように誰かの良い評判を伝えてください。
承認の効果的な伝え方を意識することによって、部下や上司とのコミュニケーション能力、またコーチング能力は、一段とアップすること間違いありません。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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