目標設定や軌道修正といった行動を起こす時の原動力となるのは本人の意欲、言い換えればモチベーションです。
モチベーションを高くし、その維持を図ることもコーチングの重要な役割です。
モチベーションが下がってしまうと、自発的な気持ちにもなれないし、自責の心も動きません。
したがって、コーチはクライアントの意欲を高めることを考えます。
ここで有効となるのが、以前にお伝えした「コーチの三原則(姿勢)」です。
➀個別対応、②双方向、③継続性の三原則です。コーチとしての最低限の姿勢です。
コーチングとは~コーチングの3原則~ – 中小企業診断士 岸本圭祐のブログ (kspartners.co.jp)
コーチングを行うにあたっての3つの視点も忘れてはいけません。
クライアントに今、何が足りないのか、です。
ポゼッションすなわち知識・経験なのか、行動に繋がる価値観・思考習慣に問題があるのか、あるいは行動を起こせないのか、です。
それらを関連させて、コーチは最終的にはクライアントの意欲を高め続け、そして行動の修正をはかります。
ここで大事なこと、目的と目標の関係は、目的が最終ゴール、目標は途中の通過点だということです。
それぞれの通過点またはゴールに向けてギャップが生じている点がポイントです。
そのギャップを埋めるための行動を重視してください。
目標設定し、ギャップを埋めるための行動をしながら、クライアントの意欲を上げるのです。
これはコーチの役割の一つです。
役割の二つ目は、軌道の修正を図ることです。
これらの関係をしっかり知った上で、そこに導くために、あるいはクライアント本人が自立して行動できるために、意欲を上げて軌道修正をはかるのです。
コーチにはこの2つの役割があることを知っておきましょう。
コーチングを上司ができるようになると、組織としても非常に心強いですし、社員が1人ひとり日々成長し、意欲が高まるわけです。
意欲を高められるようなコーチは、是非リーダーとして迎え入れたいものです。
岸本が代表を務める→株式会社ケーズパートナーズ
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