本日は、「ゴールを2倍に設定する効果」について取り上げてみます。
人間は無意識のうちに限界を作ります。
防衛本能とも言えるでしょう。
目標設定においても、達成できそうなゴールを設定しやすいです。
自身で限界を作ってしまった場合、潜在能力の機会ロスが生じるリスクもあります。
そこをカバーするのがコンサルタントやコーチの仕事です。
ゴールを2倍に設定する効果は、次の通りです。
「新しいアプローチを考える機会を提供」
→「これまでのベースを疑ってみる」
→「思いもつかなったアイデアが出る」
2倍のゴール設定を使う場面の例としては、
・目標設定が本人の実力に比べて低い時
・相手に新しい視点を持って欲しい時
・相手の固定観念を見直してみて欲しい時
・相手の行動が停滞している時
等です。
また、質問の例もご紹介させていただきます。
「今の目標を2倍にしたらどう行動が変わりますか?」
「目標を2倍にしたらどう行動が変わりますか?」
「半分の期限(費用)で目標を達成するとしたら、そのために何に取組みますか?」
最後に、忘れてはいけない注意点があります。
それは、「2倍にしたゴールを相手に共有してはいけない」ということです。
あくまでそのゴールを選ぶのは本人です。
今回の内容は、社内での部下との面談における目標設定にも使える考え方ですので、是非活用頂ければ幸いです。
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