おはようございます。
弊社は、日々多くの補助金申請支援のご依頼を頂きます。
必要とされることは本当にありがたい限りです。
ありがとうございます。
独立前の税理士事務所勤務時代から通算するとかれこれ10年近くは、この補助金を活用した資金調達支援に関与させて頂いています。
その中で、補助金との向き合い方で成功する社長とそうでない社長の共通点があるように感じます。
それはズバリ、補助金をアテにしてるかどうかです。
少し抽象度が高いですね。
高角度でその後も成功している社長は、補助金はあくまで手段であり、仮に補助金がなくても、仮に採択されなくても、その事業をしようという強い意志を当初からお持ちです。
こちらの質問に対しても、かなり明確で具体的な返答を頂ける傾向にあります。
こちらもお話を聴いていて、ワクワクしてきます。
「是非、力になりたい!」と強く感じます。
一方、もしかすると成功しにくいかもしれない社長は、補助金をアテにします。
あくまで補助金ありき。
補助金がなければ、その事業はしない。
ですので、ややもすると、あまりその事業に対して明確なプランや想いがなく、こちらの質問に対しても不明瞭な点が多いです。
当然、資金戦略は重要な要素でありますが、補助金はあくまで手段であり、補助事業が上手くいくことが真の目的です。
私は面談の中で、必ず「この事業は補助金がなくても実施しますか?」と伺います。
先日も事業承継したての若手経営者の相談対応させて頂きましたが、その方は明確に新規事業のプランをお話いただき、仮に補助金がなくても金融機関に事業計画を説明の上、融資で対応していきたいという想いを共有いただきました。
「きっと上手くいくだろうな。」と感じました。
今回の話が必ずしも全てではなく、あくまで私のこれまでの経験です。
しかし、過去を振り返ると結構当たっているかなとも思います。
補助金ありきではなく、本当にその事業をやるべきかどうかの決断は経営者の大事な仕事であります。
今一度、補助金申請を検討する前に冷静な判断をしていただきたいです。
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