グリーン成長枠は、世界的な懸念事項である温室効果ガス削減に向けて日本政府が提唱した『2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略』に関わる取り組みです。
グリーン成長戦略では、成長が期待される産業分野として重点14分野が挙げられ、分野ごとに実行計画、目標、具体的な見通しが示されています。
具体的には、重点14分野として、下記の分野が挙げられています。
①洋上風力・太陽熱・地熱、②水素・燃料アンモニア、③次世代エネルギー、④原子力、⑤自動車・蓄電池、⑥半導体・情報通信、⑦船舶、⑧物流・人流・土木インフラ、⑨食料・農林水産業、⑩航空機、⑪カーボンリサイクル・マテリアル、⑫住宅・建築物・次世代電力マネジメント、⑬資源循環関連、⑭ライフスタイル関連
弊社では、グリーン成長枠について、下記のような特徴があるとお客様にお伝えしています。
【特徴1】売上高1減少要件なし
【特徴2】補助上限額が過去最大
(エントリー)*中小企業の場合
20人以下:4,000万円、21人~50人:6,000万円、51人~:8,000万円
補助率は1/2(大規模な賃上げを行う場合2/3)
(スタンダード)*中小企業の場合
1億円
補助率は1/2(大規模な賃上げを行う場合2/3)
【特徴3】事業再構築補助金の過去採択事業者も2度目の申請が可能
【特徴4】難点は14分野の課題解決に資する取り組み内容に限定されること
また、グリーン成長枠の活用例として、中小企業庁より想定事例集が公開されていますので、自社が該当するかどうかの参考程度にご確認ください。
【重点14分野】①洋上風力・太陽光・地熱産業(次世代再生可能エネルギー) (jigyou-saikouchiku.go.jp)
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