私は毎朝30分ランニングをしています。
その中で色々と効果を感じています。
特に、運動すると頭がスッキリして、集中力や意欲が回復することは、多くの人が経験していると思います。
物の本によると、脳科学的にも運動が脳に対して素晴らしい効果を発揮すると書かれていました。
私は実際に体験したことの根拠、エビデンスを取りたくなる性格です。
本日は脳科学者の方が書かれた本で学んだ「運動が脳に与える効果」についてご紹介させていただきます。
1.海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌され、神経細胞の増殖を促進する。
2.脳を育てる
脳の容積」が増える。シナプスのネットワークが増える。
3.運動直後から学習機能がアップする
35分間ランニングマシンで走っただけで、その直後から認識の柔軟性(遂行機能)、学習能力が向上する。
4.頭がよくなる
「運動する人」と「運動しない人」を比べると、長期記憶、推論、注意、問題解決、流動性知能の課題について、「運動する人」の方が成績が上だった。
5.作業記憶がよくなる
運動の前と後では、作業記憶(ワーキングメモリ)のテスト結果が50%以上改善した。」
6.ぐっすり眠れる
週に150分の運動で睡眠の質は65%アップする。日中の眠気レベルも65%下がり、日中の疲労感や集中力が45%改善する。定期的な運動で睡眠が深まり、日中の集中力が大幅にアップする。
7.やる気が高まる
運動を開始するとすぐにモチベーション物質であるドーパミンが分泌される。ドーパミンには、記憶増強効果、学習強化効果もある。また、継続的な運動によって、ドーパミンニューロン同士のつながりが強まり、さらにやる気がアップする。
以上の結論をまとめると、30分程度の有酸素運動によって、その直後から学習機能、記憶能力、モチベーションがアップします。継続的な運動習慣によって、シナプスのネットワークが増え、頭が良くなる、ということみたいです。
忙しいビジネスパーソン、経営者にとって、集中力を高めてバリバリ仕事をこなしていくためには、継続的な運動習慣は必要不可欠です。
新年のタイミングで運動を開始・再開されるのも良いかもしれません。
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