先日は、脳のゴールデンタイムについて、ご紹介させていただきました。
朝30分=夜2時間の法則 – 中小企業診断士 岸本圭祐のブログ (kspartners.co.jp)
朝の30分は夜の2時間に匹敵するというお話をしました。
このように話すと必ず反論する人もいるでしょう。
「起きてすぐは頭がボーッとしている。ゴールデンタイムどころじゃない。」
「夜型なので、朝は苦手です。夜の方が仕事がはかどります。」
朝に弱くて朝起きるのが苦手だという人は多いです。
私も数年前まではそうでした。
でも、めちゃくちゃ朝が弱い人でも(私でも)、簡単な生活習慣の改善で朝から脳を臨戦態勢にすることが可能です。
実際に私が実践して上手くいっている方法をご紹介させていただきます。
まず一つ目が軽い運動です。
具体的には、ウォーキングやジョギング、階段の上り下り、首回し運動、ラジオ体操、水泳、ゴルフのスイング練習、などが良いでしょう。
運動習慣のない人には、朝の散歩がおすすめです。
朝起きたら、15分~30分程度、少し速足で外を散歩してみてください。
二つ目が朝シャワーです。
朝シャワーの効能は、医学的にもしっかりと説明が可能です。
シャワーを浴びることで、夜の神経(リラックスの神経)である「副交感神経」から、昼の神経(活動の神経)である「交感神経」に切り替わります。
人間は昼の間は交感神経が優位になり、体温・心拍数・呼吸数が上がり、身体が活発に活動できるような体勢が作られます。反対に、夜になると副交感神経が優位になり、体温や心拍数は下がり、身体の活動性を下げてリラックスさせることで、睡眠、休息、疲労回復を助けているのです。
朝起きて、頭がボーッとしているのは、まだ副交感神経が優位の状態にあるからです。
つまり、目が覚めているものの、頭も身体も、「夜の神経」に支配され、本格的に活動をはじめていない状態にあるのです。
朝にシャワーを浴びることで体温が上がりますが、身体の血流も良くなり、心拍数もアップします。
結果として、たった5分間のシャワーでも、浴び終える頃には、副交感神経から交感神経にしっかり切り替わっているのです。
交感神経をオンにするためのシャワーの温度は、少し熱めの方が良いとされています。
私は毎朝30分ランニング+朝シャワー5分で快適なゴールデンタイムを過ごしています。
この習慣を取り入れてから頭が冴えた状態で、集中力のいる重たい仕事も快適にこなせるようになりました。
ご参考になれば幸いです。
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