昨日に続き、良い聞き手の10カ条の後半をご紹介させていただきます。
この10カ条を意識して聞くことで、あなたの聞く技術が高まりますし、相手との信頼関係も非常に深まります。
本日は、5カ条からです。
⑤判断をしない
最後まで話を聞くことと関係します。
相手の言いたいことを先回りして判断してはいけないです。
これは鉄則です。
⑥自分が理解できているかを確認する
途中で「私は今このようにあなたの話を理解しましたがどう思いますか?」と、節目節目で自分から質問をして、相手に確認をとることです。
この質問は自分が話す2割の中に入ります。30分に1回位は確認しても良い感覚です。
相手とのミスマッチが劇的に減ります。
⑦客観的な立場で聞く
どうしても主観的になりがちなので、意識して客観的な立場で相手の話を聞きましょう。
⑧肯定的なノンバーバル・メッセージを送る
ノンバーバルメッセージとは、非言語情報のことです。
特に、子供や部下の話を聞く時、どうせこの子はまだ分かっていないと思ってしまうと、そういう意識で聞くので、どうしても批判的、否定的になってしまいます。
そして、どうしても態度に現れてしまいます。
この子は一生懸命考えている。認めてあげようと思って話を聞くようにしてください。
自分が親や上司、相手が子供や部下や後輩でもお互いに同じ人間です。上から目線になるのはやめましょう。
自分に自信がある人は上から目線になりません。
こちらが肯定的に相手を受け入れることは、相手にも伝わります。
⑨沈黙を恐れない
相手が黙っている時にむやみに話そうとしないことです。
相手は考えているのかもしれません。
2分や3分の沈黙は恐れてはいけません。
沈黙している時は、相手を見るのです。相手に少し考える時間を与えましょう。
沈黙を恐れないこと。重要です。
⑩「聞くこと」に最大限コミットする
責任感を持って、話し手の目標に積極的に関わる意識で「聞く」行為に集中します。
以上が良い聞き手の10カ条です。10個のチェックポイントを定期的に、できれば毎日振り返ってみてください。
相手の話を聞くことに気をつけることによって、劇的にあなたの聞く技術が高まりますし、相手との信頼関係も非常に深まります。
是非、実践してみてください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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