先日の組織戦略の考え方の続きです。
2階建て組織は、20人から30人です。
この段階に来ると、原則として社長は現場の仕事はやりません。
現場の仕事をせず、もっぱら部下の日常業務管理する役割の人を戦術リーダーといいます。
中堅企業や大企業でしたら、課長とかマネージャーとか呼ばれている立場の人がおおむねこの地位です。
社長が戦術リーダーとなっているタイプの組織が2階建てです。
ここで、5人の部下と班長1人で計6人の班(チーム)が5つあったとします。
戦術リーダーである社長は、班長5人までなら、彼らを通じて社員をまとめることができると考えられています。
この場合、伍長組織6人×5組=30人の会社組織ができあがります。
このように、30人くらいまでが2階建て組織の上限ではないかというのが、ランチェスター経営的な発想です。
2階建て組織では、戦術リーダーとして、管理職の役割をします。社長がマネージャーという立場になります。
岸本が代表を務める→株式会社ケーズパートナーズ
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